Filtek™ Supreme 前臼歯兼用Composite resin

概要
現在歯科市場で接している前臼歯兼用複合レジンの大部分は、microhybrid filler(平均粒子の大きさ0.4 ~1 micron)を使用します。前歯部にあり自然歯と似ている審美性をもつためには、これよりさらに粒子の大きさが小さいmicrofill複合レジン(平均粒子の大きさ 0.01~0.04 micron)を使用するのに粒子の公正技術過程上のフィラー含量を35~60%程度に低減するしかないという短所があるため、強度が要求される臼歯部には使用することができません。このような短所を克服するために、3M ESPE ではnanotechnology技術を歯科系に導入し、 nanocompositeｗ開発しました。

Nanofillerを使用した3M ESPEの前臼歯兼用の複合レジンシステムFiltek Z350は平均粒子の大きさが20 nanometerで、(1 micron = 1,000 nanometer)フィラー含量は78.5%です。この、 nanocompositeの最も大きい長点はフィラー粒子の大きさが可視光線の波長より小さいということです。このような特徴は前歯部の領域で複合レジンが自然歯のエナメル質の表面の上にover-layingされるまで、より自然な履行部位を作り修復物の審美性を極大化させます。前歯部の審美性だけでなくフィラー含量が78.5%なため臼歯部の修復にあっても十分な強度をつけることができます。前歯部専用レジンのmicrofillより審美清華優秀で、前臼歯兼用複合レジンmicrohybridと似ている強度を持つことができるということがnanofill composite resin, Filtek Z350です。

製品構成
Resin matrix : Filtek Z250のような最小の光重合収縮率をもつ、レジン使用。Bis-GMA, Bis-EMA(6)、UDMA、少量のTEGDMA

Filler : 20nmの大きさのnanosilica fillerのnanomerとnanomerが5-20 nmの大きさとzirconia/silica fillerが緩み結合されている形態のnanocluster (0.6~1.4 micron 大きさ)の混合、フィラー含量78.5%(by weight)

Filtek Z350の8種類のshade以外に多様なshadeが必要な場合には、(multi-layeringをする場合) Filtek Supreme XTを使用してください。Dentin, body, enamel, translucentなど4種類のopacityで計36種類のshadeが提供され、一層審美的な修復が可能です。

Indications
- 前臼歯直接収縮
- Sandwich technique
- Cusp / core buildup
- Splinting
- Inlay, onlay, veneerを含む前臼歯間接修復

主要特徴
*Finishing/polishing後、追加的なコーティング剤が必要ない優秀な光沢を見せます。
* 磨耗となる過程で肉眼で判別されないnanofiller単位でフィラーが損失されるため光沢の維持力がとても優秀です。
* Filler含量が臼歯部専用レジンと同じぐらい高いため、物理的強度がとても優秀です。
* 前、臼歯の区別なく多様な症例に広く適用することができます。
* 光重合時、収縮率が低いため重合ストレスによったレジン修復の失敗を最小化できます。
* 製品によった詳細説明は下の「製品詳細説明」ファイルをダウンロードしてご覧ください。